なぜ今、交渉術が必要なのか?
現代のビジネス環境は、変化が激しく、関わる人も多様化しています。このような複雑な状況で成果を出し続けるには、その場しのぎのテクニックや個人の経験則だけでは限界があります。
交渉とは、単なる「駆け引き」ではありません。
対立する利害を調整し、関係者全員が納得する新たな価値を生み出すための新たな機会創造プロセスです。
獲得できる知識とスキル
- 交渉の全体像と成果を出すためのマインドセット
- 準備から合意形成までを貫くコア・プロセス
- 対立を価値創造に変える「協調的問題解決」の実践法
- この講座では、感情や感覚に流されず、いかなる状況でも冷静に最善手を見出すための普遍的な「型」=原理原則を学びます。これにより、どんな相手や議題にも応用できる交渉の土台となります。この思考の軸を持つことで、あなたは自信を持ってあらゆる交渉の場に臨み、成果と信頼の両方を手に入れることができるようになります。
講座の特徴
- 科学的知見に基づく「本質」を凝縮
長年の経験則だけでなく、交渉学の普遍的で再現性の高い原理原則をベースにカリキュラムを設計。4時間で交渉術の最も重要な核心部分を効率的に学べます。
- 「明日から使える」実践重視の構成
理論学習は最小限に留め、ケーススタディやロールプレイングといった実践演習に多くの時間を割いています。学んだスキルをその場で試し、身体で覚えることができます。
- 多様な視点を得る「少人数・対話型学習」
講師からの一方的な講義ではなく、多様なバックグラウンドを持つ参加者同士の対話を重視。自分とは異なる視点に触れることで、思考の幅を大きく広げることができます。
こんなお悩みを解決します
- 顧客との価格交渉で、いつも不利な条件を飲んでしまう
- 部門間の利害が対立し、プロジェクトが前に進まない
- 要求の厳しい相手や感情的な相手を前にすると、冷静さを失ってしまう
- 自分の交渉スタイルに自信が持てず、場当たり的な対応になりがちだ
- 交渉で成果は出せても、相手との関係性が悪化することに悩んでいる
- 交渉決裂(No-Deal)を恐れるあまり、安易な妥協をしてしまう
こんな方へおすすめ
- 経営層・役員:株主や提携先など、社外の重要ステークホルダーとの合意形成を担う方。企業の未来を左右する交渉の最終局面に立つ方。
- 事業部長・部門長:事業戦略の実行責任者として、部門間のリソース調整や、顧客・パートナーとの重要な契約交渉をリードする方。
- 次世代リーダー・管理職候補:今後、より大きな責任を担うことが期待される方。キャリアの早い段階で高度な交渉の原理原則を学ぶことは、将来の飛躍のための強固な土台となります。
スケジュール(予定)
- 13:00 - 13:30 イントロダクション
- 本日のゴール:成果を再現する「交渉のコア・プロセス」の全体像
- 13:30 - 14:30 【Step1:準備と分析】
- 演習:交渉力と交渉の構造を測定するBATNA分析、インタレスト分析
- 14:30 - 15:30 【Step2:価値の創造】
- 15:30 - 16:45 【Step 3: 実践と合意形成】
- 16:45 - 17:00 クロージング:学びの定着と次へのステップ
※適宜休憩を挟みます
講師
福田 強史 Tsuyoshi Fukuda
外資系IT企業(デル・テクノロジーズ、ノキアソリューションズ&ネットワークス、シマンテック、日本マイクロソフト)にて、セールス・マーケティング・ビジネスデベロップメントの要職を歴任。Fitbit(現Google)では初代日本代表として市場立ち上げを主導。その後、フィスカースジャパン、ミーロ・ジャパン、キングソフト、コーチ・エィ社などで経営に携わり、事業の成長基盤構築と組織変革を牽引。現在はマネジメントコンサルタント兼エグゼクティブコーチとして、スタートアップからグローバル企業まで幅広く事業成長・組織構築・リーダー育成を支援している。